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リモデルにも「科学と感性」がある

リモデル業務のMDとVMDをみていくと、MDはデイリーでも作成しているものを少し緻密にやるというレベルですが、リモデルのVMD業務はデイリー業務とは異なります。

デイリー業務では既存の什器を使用することを前提としているのですが、リモデル業務では什器を新たに製作するためのプランを作成します。

デイリー業務では既存の什器に分類がまとまるようにプランを立てますが、リモデル時には商品が美しくまとまる什器を作るプランを作成しなければなりません。

MDとVMDのリモデル業務12項目

リモデル時には新たなVMD業務が加わりますが、リモデル業務の12の項目について、科学と感性に分けて整理します。

リモデル業務の12項目は、1.グランドデザインの作成、2.ターゲットの設定、3.MDの基本方針、4.分類ごとの面積の決定、5.分類ごとの在庫(店頭、ストック)の決定、6.分類ごとの什器台数の決定、7.什器一台当たりの商品量の決定、8.カウンター数の決定、9.什器のサイズの決定、10.什器の機能(棚、パイプ、フック)の決定、11.什器のレイアウトの決定、12,ハード(床、壁、什器など)の色、素材、デザインの変更、になります。以上の12項目をMDとVMDに分けると、1~3がMD、4~12がVMDの範疇になります。

リモデル業務の科学と感性

以上の12項目が科学に該当するのか、感性に該当するのか、或いは両方に該当するのかを整理してみます。

M     D 科学 感性
1.グランドデザインの作成  
2.ターゲットの設定
3.MDの基本方針
V  M  D 科学 感性
4.分類ごとの面積の決定  
5.分類ごとの在庫(店頭、ストック)の決定  
6.分類ごとの什器台数の決定  
7.什器一台当たりの商品量の決定  
8.カウンター数の決定  
9.什器のサイズの決定  
10.什器の機能(棚、パイプ、フック)の決定  
11.什器のレイアウトの決定  
12.ハード(床、壁、什器など)の色、素材、デザインの変更

 

以上の詳細は武永昭光著『伊勢丹に学ぶ「売れる!」店作り Kindle版』にて解説しています。

本書の購入等については最後をご覧ください。

科学と感性のバランス

12項目中、科学のみが9項目、科学+感性が3項目となりました。7割5分が科学100%、2割5分が科学と感性の両方で成り立っています。

感性のみで仕上げることのできる項目は0です。改装も科学の確立なくして成功は有り得ないということがよくわかります。

科学 75%
感性 0%
科学+感性 25%

伊勢丹に学ぶ「売れる!」店作り Kindle版

「伊勢丹」、その存在感は百貨店業界の中でも圧倒的なものがあります。

本書は感性に頼るリスクを減らし、科学によって売上を安定させる伊勢丹の秘密を具体例満載で完全解説!

マーチャンダイジング、VMD、改装など、店舗運営のあらゆることを「科学と感性」に分け、詳しく、実践的に指南します。

改装については、『伊勢丹に学ぶ「売れる!」店作り』の第5章にも詳しく載っています。

「科学的な改装」について、190~205ページに渡り、分かりやすく具体的に解説しています。

第5章 売り場・人・仕事を大きく見直す — [ 伊勢丹に学ぶ ] 改装の科学
Ⅰ 改装の科学とは     190
Ⅱ データシートの作成 197
Ⅲ 改装の科学と感性  203

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その他の科学について

「改装の科学と感性」以外にも「科学」について整理しました。
参考にしていただければ幸いです。