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売場が徐々に崩れる要因は改装にもあり

売場は徐々に崩れていく、そう考えて時々新鮮な目で点検しないと、本当に崩れていくものです。

何故、売場は崩れていくのでしょう。

売場が汚くなり、乱れてくる要因は、売場管理者の意識の低さと知識の無さが要因の一つです。

そして売場を改装する際にも問題があります。

改装オープンは何処でも素晴らしい状態で迎えます。

しかし、1年も経てば、オープン時のイメージとはかけ離れた売場になってしまう、ということも珍しくありません。

この要因は、売場管理者の意識と知識だけでなく、改装の仕方にもあるのです。

オープン後数年を経てもオープン時と変わらない売場を維持するためには、改装の仕方を変える必要があります。

売場が崩れるのは売場管理者の意識の低さと知識の無さ

もし売場管理者が売り上げさえ上がれば、売場はどうでも良い、汚い売場でも構わないと考えていたら、売場は汚くなります。

しかし、汚い売場は嫌われます。嫌われる売場はお客様の支持を失い、結果として業績が向上しません。

そして、定数・定量をキープすることが立寄率、視認率にプラスに影響するなどの知識がないと、定数・定量など守ろうとしないでしょう。

このように売場管理者の意識と知識の違いにより、きれいな状態を保つ売場もあれば、崩れる売場も出ます。

変わる商品構成に什器が対応できないと売場は崩れる

改装の仕事の仕方にも売場が崩れる要因があります。

改装の際に、数値に基づいた科学的な手法による改装が行われていたら、売場はそれほど崩れません。

変わる商品構成に什器の機能やレイアウトが対応できないから崩れていくのです。

例えば1年間で4度商品構成が大きく変わるなら、4つのシーズンに対応できる様に、什器を事前に用意しておく必要があります。

実際に用意するものはいわゆるガチャ受け、ガラス板など細かいレベルのものです。

しかし、こういうものもオープン後に用意するとなると、予算の関係で難しいのが実情です。

レジカウンター回りの収納のプランがないと売場は崩れる

レジカウンター回りも雑然としてくるのは、改装の時点でカウンター内に、収納スペースを確保しないからです。

カウンターの上はスッキリと何も置かれていない状態がベストです。

しかし、テープカッターなどは事前に収納する工夫をしていなければ、カウンター上に置かざるを得ません。

カウンター回りに置くものを調査して、それをお客様に見せずにすむような収納を用意します。

お客様に見て欲しいものは商品とPOPです。それ以外は目に入れてもらう必要はありません。

そうするためにはカウンター回りも収納のプランを立てることです。

まとめ

1. 管理者の問題

売場が汚くなる要因の一つは売場管理者の問題です。

意識が低くて知識が無いと、売場は徐々に崩れていきます。

2. 改装の仕方の問題

もう一つの大きな要因は改装の仕方です。

数値に基づいた科学的な改装でなければ、変わる商品構成に什器が対応できません。

また、カウンターの収納に配慮していなければ、次第にカウンター回りが雑然としてきます。

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