ショーアンドテルの独自ノウハウ【ポップ編】
ショーアンドテルが、設立以来20数年に渡って蓄積してきた、独自のノウハウがあります。
ポップに関するオリジナルのノウハウを5つ挙げます。
1.見てもらうためにルールを決める、2.センスの良いポップにはルールがある、3.売り上げに貢献するために重要な記載内容、4.優先順位をつけて順に伝えていく、5.距離に見合った記載内容にする、です。
ポップを見てもらうためには「ルール」を決める
ポップを見てもらい、読んでもらうためには、お客様とポップとの距離を考慮した文字のサイズであること、そして体裁を整えることです。
体裁を整えるためには用紙の色やサイズ、文字の色や字体、レイアウト、設置場所、数量などをルール化します。
専門用語など使わずに誰でも分かる言葉を使います。お客様とPOPの距離を考慮して文字のサイズが読める大きさにします。説明文は簡潔にまとめ、文字数は30~40文字にします。
センスの良いポップにはルールがある
ポップにもセンスが良いポップ、センスが悪いポップがあります。
個人の感性により感じ方は様々でずが、多くの人がセンス良いと感じるポップ、悪いと感じるポップがあります。
センスが悪いと感じる要因は2つ考えられます。
1つはポップにルールがないこと、もう1つはルール自体のセンスが悪いことです。
ポップにルールがなければ、センスが無いと感じる様なポップになります。
ポップそのものの形、サイズ、色や文字のフォント、色、レイアウトが作成者によりまちまちになるからです。
その統一感のないポップを同時に見た人は、センスが良いとは感じないでしょう。
一般的には、ルールがあれば統一されるので、洗練さが出て来ます。
センス悪いと感じる方は少ないはずです。
しかし、ルールがあってもセンスが悪いと感じる場合は、ルールのセンスが悪いのだと思います。
ポップそのものの色や使って良い文字の色が多過ぎるなど、ルール自体に問題があると考えられます。
売り上げに貢献するために重要な記載内容
ポップを売り上げに結びつけるためには、記載内容が的確で魅力的であるかどうかが重要です。
テーマを明確にし、お客様との距離を意識した記載内容にします。
優先順位をつけて、順に伝えていく
伝えたいテーマを整理して優先順位をつけます。
まずはじめに伝えたいことは何か、二番目には何か、次は何かを明確にしていきます。
ありとあらゆる情報を一度に伝えるのは無理なので、順に伝えていこうと考えます。それが結果的に、多くの情報を伝えることになります。
カバン売場のテーブルプレゼンテーションのテーマを整理すると以下のようになります。
売りたい商品はブリーフケースです。
伝えたいことの優先順位を決めておくと、例えば、以下のようなポップに仕上がります。
説明文は36文字です。
距離に見合った記載内容にする
お客様はポップを5m先から見る場合もあれば、1m先から見ることもあります。
その距離に見合った情報を発信することで購入に結びつきます。
・3~5m先の所ではメインテーマを伝えて入店を促します。
・1m先では商品特性を伝えて立ち止まらせます。
・30cm先では価格を知らせます。
このように距離に応じた的確な記載内容にすることで売り上げに貢献するポップになります。
お知らせ
ポップで売り上げを上げるためにやることをまとめた書籍があります。全部で5冊あり、税込500円です。
1冊は伝えるために大事なこと、そして売り上げに結びつけるために必要な記載内容の決め方について解説しました。
他の4冊は商品別に改善事例や模範となる事例を元に「3つの重要ポイント」について解説しています。
ではそれぞれを見ていきましょう。
伝えたいことを伝えて、売り上げに結びつける本
題名は『POPは見た目よりことば:大事なことは中味が伝わることと伝える中味』です。
『POPは見た目よりことば』概要
本書では事例を交えながら以下を解説しています。
2.お客様のストレスを軽減するためにポップのルールを決める
3.売りたい商品を決めて情報を集め、整理して優先順位をつける
4.お客様とポップの距離を考慮して距離に合ったふさわしい内容にする
伝えたいことがきちんと伝わり、伝わった内容が魅力的なポップは売上に貢献します。
本書はそのようなポップの作り方を解説しました。
読んでもらうための原則、プライスカードなどのルールの決め方やルールの一例、売上を伸ばすポップ作成の手順を学べます。
『POPは見た目よりことば』詳細
『POPは見た目よりことば:大事なことは中味が伝わることと伝える中味』の目次など詳細はこちらをクリック
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⇒ POPは見た目よりことば:大事なことは中味が伝わることと伝える中味
商品別の改善事例や模範となる事例で学べるポップの本
商品のジャンルを「婦人服」「婦人服飾雑貨」「紳士服」「ホーム」の四つに分けて改善事例や模範となる事例を元に「3つの重要ポイント」について解説しています。
3つの重要ポイント
・伝えたいことが絞り込まれているか
・伝えるべきことを伝えているか
・タイトルと説明文に整合性があるか
前述の『POPは見た目よりことば』で解説した下記を前提として作成します。
しかし、実際にどうなのかを更にチェックするポイントがあります。
それが上記の3つの重要ポイントです。
こちらの4冊ではこれらについて事例を元に解説しています。
2.お客様のストレスを軽減するためにポップのルールを決める
3.売りたい商品を決めて情報を集め、整理して優先順位をつける
4.お客様とポップの距離を考慮して距離に合ったふさわしい内容にする
『売り上げが伸びるPOPの作り方 婦人服飾雑貨編』
『売り上げが伸びるPOPの作り方 婦人服飾雑貨編』の目次など詳細はこちらをクリック
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⇒ 売り上げが伸びるPOPの作り方 婦人服飾雑貨編
『売り上げが伸びるPOPの作り方 婦人服編』
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⇒ 売り上げが伸びるPOPの作り方 婦人服編
『売り上げが伸びるPOPの作り方 紳士服編』
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⇒ 売り上げが伸びるPOPの作り方 紳士服編
『売り上げが伸びるPOPの作り方 ホーム編』
『売り上げが伸びるPOPの作り方 ホーム編』の目次など詳細はこちらをクリック
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⇒ 売り上げが伸びるPOPの作り方 ホーム編
その他の独自ノウハウ
ショーアンドテルの独自ノウハウはその他下記もございます。
参考にしていただければ幸いです。